起業家マインド②

【サイエンティストとエンジニア】

「サイエンティストは解ける問題を解く。 エンジニアは解かなければならない問題を解く。」
このアインシュタインの有名な言葉を思い出した。
自分はどちらかというとエンジニアの側なのだ、と
アインシュタインは言いたかったと後世に解釈されている。
なぜ、自分がこの言葉を思い出したかの理由は分かっている。
実際に自分自身が解かなければならない問題が今あり、
その問題が解けないで悶々としているからだ(笑)。

アインシュタインの上記の言葉を、 ぼくなりに言い換えてみると、
「科学者、評論家は解くことができる問題を解く、 実務家、起業家は解かなければならない問題を解く」 となる。
起業家は今ある問題を解かないと困るから、問題を解こうとする。
しかし、その問題は誰かに提示されたものではない。

元はといえば、自分が抱いた問題意識を自分に提示した問題であることに気付く。 では、何のために、自ら問題提示をしたのか。
何らかの自己成長意欲の表出か?
何らかの自分の存在感の確保のためか?
これも、自分ではなぜかなのか分からない「問題」の一つだ
などと、自問自答してみたりしても…….良い知恵が浮かぶわけはない!
ぼくは今考えることから逃げているだけ……..その通り! そうだ!

もう一つのことばを思い出した。
「想像力は、知識より大切だ。知識には限界がある。
想像力は、世界を包み込む。」 という
…….アインシュタインの言葉も…….
とにかく、今日は今から論理の積み上げ思考を止めてみよう!
「想像力」を働かせて、世界を包み込んでみよう!(笑)
良い知恵が湧いてきますようにと祈りながら………

インフレとデフレ①

日本は、
30年の長期間にわたる「デフレ経済」を経て、
現在は「インフレ経済」へと舵を切っています。

「インフレ(インフレーション)」とは、
物価が継続的に上昇する状態で、通貨価値は下がります。
たとえば、1個500円だったモノが、1年後には530円になるという状況になります。インフレ時には、企業の売上が増加し、従業員の給料が増えて、
モノやサービスへの購入意欲が高まるという循環に入ります。

デフレ(デフレーション)とは、物価が継続的にほぼ横ばいや下落する状態で、
通貨の価値が上がります。たとえば、1個500円だったモノのが、1年後には480円
へと値下がる状況になります。
物価が安くなるからといって、デフレが良いわけではありません。
モノの価格が下がり企業の売上が減少すると、従業員の給与も下がり、
もし長引けば雇用も不安定になります。
こうなると、人々の購買意欲は減少し、企業の売上がさらに下がります。
この循環をデフレスパイラルと呼んでいます。
【続く】

 

起業家マインド①

ぼくが最初に出会った起業家は父親だった。
彼がぼくに与えた影響を抜きにして、
起業家マインドとの出会いを語ることはできない。
追々、そのエピソードを語ることもあると思う。
小学生のころから、数多くの起業家タイプの大人たちと出会い、
多くの刺激を受けた。
教科書的ではない内容を
ぼくに熱く語る大人たちはたいへん魅力的だった。
【続く】

仕事への姿勢について

姿勢について。
ぼくが英国で起業教育を学んで
よく出てきたキーワードは“attitude”だった。
これを「態度」ではなく、「姿勢」と訳するほうが
適切と判断した。
大事な「姿勢」とは、一にも二にも「前向き」であること。
「後ろ向き」は起業的姿勢とは反対だ。